千葉ロッテマリーンズについて2019

 

今シーズン、千葉ロッテマリーンズは7月までAクラス争いに絡んでいたものの、8月に引き離され、9月10月は負けが込んでホーム14連敗の記録と共に最下位楽天から1ゲーム差でシーズンを終える事になった。

楽天相手の開幕カードでの勝ち越しがそのまま順位に反映され、最下位は回避する形となったが、シーズンを振り返って良いシーズンだったとは言えないだろう。

 夏以降の失速は上位球団との戦力差は勿論だが、先発ローテ、中継ぎ陣の崩壊や、ボルシンガーや荻野の離脱、打撃陣の成績の低下がその具体的な原因に挙げられる。

昨年前半戦の不調が今年は後半にスライドした様なシーズンで、勝ち星は昨年の54勝から59勝に5つ増加したが、今年の上積みはボルシンガーの13勝が大きく、それを抜くと去年と変わらない。

 

 現状、この10月末時点ではFAの噂される広島丸選手や日本でのプレイが予想される大王こと王柏融選手の動向は確定していないが、来シーズンは1つでも順位を上げ、Aクラス、優勝を勝ち取る事を期待している。

 

 さて、この10月末もドラフトが行われ、各球団に計104人の選手が指名された。

ロッテも8名の支配下選手+1名の育成選手を指名し、指名された選手は来シーズン以降力を奮ってくれるだろう。

 

 そこで、今年も指名された選手について見ていきたいと思う。

 まずは一覧f:id:m_otaku:20181029161208j:image

1位 藤原恭大 (外) 大阪桐蔭高校

2位 東妻勇輔 (投) 日本体育大学

3位 小島和哉 (投) 早稲田大学

4位 山口航輝 (外) 明桜高校

5位 中村稔弥 (投) 亜細亜大学

6位 古谷拓郎 (投) 習志野高校

7位 松田進 (内) ホンダ

8位 土居豪人 (投) 松山聖陵高校

 

育成

1位 鎌田光津希 (投) 徳島インディゴソックス

 

 

 今回のドラフト採点:85点

1位で阪神楽天との3球団競合のくじを引き当てて藤原を獲得し、50点、2位の東妻、5位の中村で中継ぎ陣を補強して20点、4位山口、8位土居の将来性に15点を合わせて85点のドラフトだったと考える。

 

 各選手について

1位 藤原恭大 (外) 大阪桐蔭高校

ロッテにとっての今ドラフト目玉選手、この選手を引いた事で2018年ドラフトが外れドラフトの烙印を押される事は無くなるだろう。f:id:m_otaku:20181029162419j:imagef:id:m_otaku:20181101034330j:image

 

只でさえ高齢化している上に、多くの穴を抱えている外野陣の世代交代を進める上で核となり、内野の安田と共に今後チームを引っ張っていく存在となる選手である。

本人はプロでのトリプルスリーを目標にしていて、今のロッテの外野陣の層なら早くから1軍で活躍するであろうし、性格面では安田以上にチームを引っ張ってくれるはずだ。

甲子園で西武2位の浦和学院渡邊から放った1発は筆者だけでなく多くの人々に強い印象を残している。あのバッティングをプロでも見てみたい。

期待する成績 3割 30本 30盗塁

 

2位 東妻勇輔 (投) 日本体育大学

西武1位の松本航と共にドラフト1位候補に挙げられていた最速155kmのノーヒッター。

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衰えからか大谷や内が打たれる事が目立ち、中継ぎ陣が崩壊した今シーズンを踏まえると、東妻の補強はブルペンにとって心強い。

守護神を目指す本人の希望もあり、力強いストレートで後ろの回をしっかり抑えて欲しい。

余談だが、筆者はドラフト2位で花咲徳栄の野村佑希を取り、1塁と3塁を安田と野村で埋める事を理想としていたが、東妻の活躍に期待したい。

期待する成績 60登板 30ホールド 防御率2点台前半

 

3位 小島和哉 (投) 早稲田大学

六大学の雄、早稲田のエースとして通算22勝を挙げた大学ナンバーワン左腕。今秋は27イニング無失点を記録したが、優勝には届かなかった。

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先発で使われるか、中継ぎとしてチームを支えるかは未だ不明瞭だが、チームの先発左腕がチェンに加えて土肥や山本という悲惨極まりないこの状況の中で、ローテーションを担う事が出来るか。

大学での登板過多、投げ過ぎによる劣化がないか心配だが、本人は体の丈夫さを長所とコメントしていて、それを信じたい。

他球団ではソフトバンクで大竹が活躍しているが、それ以上の活躍を期待している。

期待する成績 10勝 防御率3点台前半

 

4位 山口航輝 (外) 明桜高校

日本ハム1位の吉田輝星と秋田県大会で覇を争った選手。昨年は明桜高校が甲子園大会に出場したが、今年は金足農業が出場し、その躍進過程で吉田輝星が全国区の知名度となった。

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一方、山口は最速146kmを記録しているが、2年夏の怪我の影響で3年時の登板は無く、ロッテは今年の高卒右打者ナンバーワンと見込んで指名した。

外野手として藤原と共に成長し、2人がスタメンで並ぶ日が楽しみだが、懸念する点が1つある。

仮に山口本人が二刀流を目指すつもりで、一方で球団は外野手として育成する方針で衝突した場合、その点だけ不安が残る。

2018ドラフトの高卒右打者でナンバーワンになるか、金足農業吉田を超える投手になるか、未来が楽しみな成長株だ。

期待する成績 100試合出場 .270 10本 45点

 

5位 中村稔弥 (投) 亜細亜大学

いわゆる”亜大ツーシーム”を持ち球にする技巧派サウスポー。16年春に27回で自責0を記録し、最優秀投手。18年の秋も65.1回を投げ、防御率0.96を記録し、四死球率は2.20で、最優秀防御率を獲得している。

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こちらも左の先発として活躍するかブルペンに回るかは未定だが、ドラフト直後の記事には開幕ローテ入りを目指すという記載があった。

筆者は左の中継ぎとして活躍するのではないかと思っているが、来シーズンから即、戦力化を期待する選手である。

期待する成績 30登板 防御率3点台 (来シーズン)

 

6位 古谷拓郎 (投)習志野高校

ここ数年目立つ地元千葉の若手選手指名枠。

習志野高校からの指名は今年2000本安打を達成した福浦和也選手以来の指名。

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夏の県大会で最速146kmを記録したが、中央学院相手にサヨナラ負けを喫している。この選手が1軍に上がってくるのは5年以上先だろうが、地元出身の選手として活躍を期待したい。

期待する成績 5勝 防御率3点台

 

7位 松田進 (内) ホンダ

188cmの身体に可能性を秘める社会人出身の大型ショート。井口監督の母校である国学院久我山高校の出身で、その縁も指名に影響したか。

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2軍のショートを本職でない高濱三家が守っている状態から、ショートを埋める戦力として、そして近い内に1軍で活躍する戦力となる事を期待している。

期待する成績 1軍試合出場

 

8位 土居豪人 (投) 松山聖陵高校

二木種市と最近のロッテの様に下位からの出世枠となる事を期待される選手。191cmの長身右腕の指名は、二木の成功への感覚によるものだろう。

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まずは同じく今年の高校生投手として指名された古谷を凌ぐ活躍を期待する。その上で現在の種市を追い越し、二木と肩を並べる様な活躍を期待したい。

期待する成績 7勝 防御率3点台前半

 

育成1位 鎌田光津希 (投) 徳島インディゴソックス

今年の6月に155kmを叩き出した独立出身右腕。千葉県匝瑳市出身で大学も敬愛大と千葉には縁がある。

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まずは支配下枠に入り、2軍から1軍へと駆け上がって欲しい。現状、中継ぎ陣の層が薄いチーム状況なので、支配下登録され、夏以降大活躍という事があるかもしれない。

期待する成績 1軍試合出場

 

筆者のドラフト事前予想

 今回のドラフト、筆者ならばどの様な指名をしたかという欄である。以下筆者の指名候補。

 

1位 藤原恭大 (外) 大阪桐蔭高校

外れ 渡邊勇太郎(投) 浦和学院高校

2位 野村佑希 (内) 花咲徳栄高校

3位 中山翔太 (外) 法政大学 or 中川圭太 (内) 東洋大学

4位 石橋康太 (捕) 関東第一高校 or 田宮裕涼 (捕) 成田高校

5位 直江大輔 (投) 松商学園高校

6位 未定

7位 安河内 (投) 武蔵ヒートベアーズ

 

実際の指名

1位 藤原恭大 (外) 大阪桐蔭高校

2位 東妻勇輔 (投) 日本体育大学

3位 小島和哉 (投) 早稲田大学

4位 山口航輝 (外) 明桜高校

5位 中村稔弥 (投) 亜細亜大学

6位 古谷拓郎 (投) 習志野高校

7位 松田進 (内) ホンダ

8位 土居豪人 (投) 松山聖陵高校

育成

1位 鎌田光津希 (投) 徳島インディゴソックス

 

振り返ると、3位中山や5位直江など指名予想通りには残らなかった選手や、3位と予想した中川が7位まで残っていたなど予想と違う指名があった。

 

また、指名予想を今年の実際のドラフトと比べてみると、実際のドラフトでは投手の指名が目立っていて、野手ドラフトの形となった筆者の予想とは異なった。

これは去年指名した投手の結果が芳しくなかった事が原因だろう。中継ぎ陣が衰えを見せている事も、2位で東妻を指名して野村を指名しなかった理由だ。

 

また、筆者の予想での4位の石橋と田宮だが、石橋はロッテが4位で山口を取った直後の中日が取っており、田宮はロッテが古谷を取った後の日本ハムが取っている。

仮に4位で石橋を取って5位まで山口が残ったかは微妙であり、また6位で古谷を田宮より優先して指名したのは良くわかるが、石橋と田宮の両選手は千葉に縁があるだけでなく薄い捕手の層を補填し得る選手だと筆者は期待していたので残念である。

現時点で千葉枠の投手の内、当たったと言えるのは有吉だけなのでそれも含めてどちらかは取って欲しかった。

 

2018ドラフトまとめ

 

 この2018年のドラフト、ロッテは1位でくじを引き当てて全体的に当たりドラフトの雰囲気を感じているが、パリーグ他球団、特に上位3球団の指名も上手くまとまっており、戦力の育成、運用面でより一層の改善を図る事でAクラスに肉薄していけるだろうと筆者は考えている。

 

 

 

 

 

千葉ロッテマリーンズについて2018 その1

 昨シーズンは前半戦の打線陣の歴史的不調、石川を筆頭に投手陣が期待した程に振るわなかった事もあり、最下位でシーズンを終え、当ブログ筆者の余りにも曖昧な2位〜5位予想も見事に外れてしまった。

今年こそはチームもより実力を付け、Aクラス、あるいは優勝、日本一に届くだろうという極めて楽観的希望の元にここまでの戦力補強、あるいは離脱の振り返り、今シーズンの希望、順位予想をしたいと思う。

 

 まずは今年のドラフトについて。今年のドラフトは1位で日ハムに入団した清宮を外し、

1位 安田尚憲 (内) 履正社高校

2位 藤岡裕大 (内) トヨタ自動車

3位 山本大貴 (投) 三菱自動車岡崎

4位 菅野剛士 (外) 日立製作所

5位 渡邊啓太 (投) NTT東日本

6位 永野将司 (投) 本田技研工業

育成

1位 和田康士朗 (外) 富山GRNサンダーバーズ

2位 森遼大朗 (投) 都城商業高校

となっている。

ドラ1の安田、育成の森以外は社会人を指名した形になった。

 

 このドラフトについてだが、筆者から見ると良ドラフトであり、同時に堅実な井口監督1年目に相応しいドラフトに見える。

清宮を外したという点では確かに今回のドラフトは最良では無いかもしれないが、安田を引き当てた事でこのドラフトは、半ば成功したと言っても過言ではない状態になった。

当然の事だが、チームというのは1年で出来るものでは無く、大正義とされる球団も全ての選手が同世代である訳でも無く、黄金世代とされる世代も全ての選手がロッテに来てくれる訳でも無い。

つまり、チームの構成は確固たるチーム戦略の上で為されるべきで、それに沿っていれば最良で無くとも、良ドラフトで充分なのである。

チーム戦略という点では最近の横浜の左腕王国路線やソフトバンクや広島の育成路線や巨人のFA補強があるが、FAで選手を取るイメージがあまり無いロッテにおいてはドラフトが最重要であり、その点で、今回はしっかり足場を固め、上を見れるような良ドラフトだったと言えるだろう。

 

 長々とドラフト論に脱線してしまったが、個別の選手に触れていきたいと思う。

 

 まずはドラフト1位の安田尚憲内野手。今年のドラフトは何よりもこの選手である。日ハムに行った清宮を指名する前のスポーツ紙の論調では安田をロッテが単独指名という見方もあり、筆者は清宮そっちのけに安田一本釣りと意気込み、浮かれていたのである。

結局、1回目の指名で安田を指名する球団は無く、清宮に7球団が競合し、日ハムが引き当て、外れ1位でSB阪神との競合に勝ち、ロッテが安田を引き当てた。ここで安田を外した場合は1位藤岡、あるいはオリックス2位の鈴木などもあり得たのかもしれないが、ともあれ安田を引けた事が今ドラフト1番の僥倖と言える。

 

 安田はより早く自然にプロ、そしてチームに溶け込み、その中で自身を主砲として自覚した上で主役に引き立て、プレーや行動で周りを刺激し、チームを牽引する、あるいは変化させる事ができる選手だと筆者は見ている。高校時代の実績も十分。一向に主砲に成れずに中距離打者に成りつつあるアジャ井上、そしてファンに対して、これがドラ1、ロッテの主砲安田尚憲だと、5年後には示せるような選手になっていて欲しい。

何しろ待望の和製大砲である。ロッテでは大松以来になり、外国人では主砲であったデスパイネが抜けてチームとして主砲不在の中、この2人が達成していないマリンでの30本を達成し得る選手なのである。彼は毎年解雇され補充される陣容のサイクルだけでないプラスの要素として「主砲」という夢をロッテに与えてくれるだろう。1人のロッテファンとして楽しみに見ていたい。

 

 続いて2位の藤岡裕大内野手について触れてみる。安田が◎だったとすると藤岡は○、その他を△にするのはよろしくないが、3位~6位の選手と比べると重要度が1段階上だった選手である。今年のロッテは守備を見るとショートが大きな穴になっていたのでそこを2位指名でピンポイントに、素早く補強した形だ。

今年のロッテのショートは

三木亮 78試合 守備率.982 5失策

平沢大河 48試合 守備率.947 9失策

大嶺翔太 36試合 守備率.951 5失策

中村奨吾 27試合 守備率.936 6失策

でショートのUZRが合計で-26.4にもなり、全球団中最下位になっていた。

今年の三木は一時期調子が良かったが、骨折でシーズン途中に離脱し、期待の平沢は4/28の西武戦で3エラーを記録するなど守備が不安。中村は鈴木がコンバートしたセカンドに入り、大嶺も打撃は良いが決め手に欠けるので、来年は主に指名した藤岡と三木でショートを主に争う事になるか。今の所は藤岡の強肩の守備に注目が集まっているが、打撃や走塁にも期待していきたい。

 

 続いて3位の山本大貴投手。社会人の左投手で最速148km、ツーシームやカーブ、スライダーを操る投手。ロッテの左腕は先発が特に貧弱で、左腕で戦力に数えられるのは便利屋のチェン、中継ぎの松永くらいである。期待株である成田の成長や後述するオルモスが加わったのを織り込んでも、未だ物足りない左腕陣、そして先発陣の中で、一角を成す、あるいはそれ以上の活躍に期待したい。

 

 4位の菅野剛士外野手も社会人からで、明治大学時代には六大学の通算二塁打記録を打ち立ててた。中村奨吾がいれば「内野は10年安泰」と評価した諸積スカウトが担当で、打力でオリックス吉田正尚楽天の茂木にも引けを取らないと評価している。

清田や荻野が年齢を重ね、角中も単年契約を選び、来年以降確実に残留するという保証が無い中、加藤やその他の選手と共に次の世代の外野を担える素材として期待しよう。

※追記 3/13時点までのオープン戦によると、守備に不安があるらしく、開幕を上で迎えるのはどうなるか。明治大学時代には阪神の高山にセンターを譲っていたという。

 

 5位は渡辺啓太投手で、この選手も社会人からで、4位の菅野選手同様、諸積スカウトの担当である。

ドラフト内で直前にヤクルトが東海大望洋の金久保投手を指名した事で 、ロッテのテーブルが少し考えた後に取った選手である。おそらく、ロッテとしては地元枠かつ高卒の素材型の去年の島のような位置付けで金久保を取ろうとしたが、直前に指名されたので代わりに渡辺を指名したのだろう。だが、去年のドラ5の有吉に劣らぬ活躍をするよう期待したい。

 

 6位の永野将司投手は社会人の速球派左腕であるが、コントロールに難があるが、速球派左腕という存在としては面白い。他チームの打線を相手にどこまで通用するか。また、本人の性格が変わっているらしく、今年自由契約になった選手のような素行面が少々心配である。

※追記 3/13までのオープン戦で3/6の巨人戦に登板したが、回の先頭の陽と岡本に連続で外野席で運ばれてしまい、制球を乱して1つもアウトを取れずに降板し、4失点を喫してしまった。

 

 育成1位の和田康士朗外野手は、中学時代に軟式をしていたが、一度辞め、高校では初め陸上部に入り、その後陸上部を退部した後は高校の野球部に入らずにクラブチームに所属し、去年、独立リーグ富山GRNサンダーバーズに入団し、1年でロッテに育成指名された選手である。

少しややこしく見えるのは筆者の書き方にも問題があるだろうが、とにかく変わった経歴を持つ選手であり、彼のここまでを見るとまるで階段を駆け上がっているかのような印象を受ける。このまま駆け上がり、一軍で活躍する日を楽しみにしたい。

 柳田を手本にしたフルスイングが持ち味らしいが、身体が少し細く、故障が少し心配である。去年育成で指名された菅原も歴代新人の中で1番となる数字を出し、身体能力の高さが謳われていたが、腰を故障し、今年自由契約にされてしまっていた。故障に気を付け、まずは支配下登録を勝ち取りたい。

 

 育成2位の森遼太朗投手は都城商業の右投げで、最速145kmのストレートとツーシーム、スライダー等を武器にする。フォームの美しさが山森スカウトに評価され、潜在能力の高さも好評価。少し長い目で育成するよう球団に期待したい。

高校時代には宮崎県予選の準決勝まで進むが、8回6失点で県予選準優勝の日向学院相手に完投負け。その前の2試合では合わせて17回を3失点に抑えている。

 

 最後に井口監督のドラフト戦略について少々。

今回のドラフトは育成も含めて投手4、内野手2、外野手2の構成となった。

捕手を取らなかった事に関しては前任の伊東監督が田村と吉田、そして第3捕手候補に江村と柿沼と整備しており、それを受け継いだ形なので不要だったからか。

ドラ1とドラ2の2人はロッテで最も欠点となっている、頼れる大砲候補と守れるショート候補であり、ここを上位でピンポイントで補強した事になる。

ドラ3はまた弱点の左腕を補強し、意図はわかるが、これは特筆する事のない選手なので微妙だ。だが、ドラ4で高齢化の進み始めている外野に継ぎ足せる有力な選手を取れた事が大きい。

ドラ5以下は特に取り上げる事もないが、育成の2人は若いので、育成の性質である将来性をよく鑑みて、去年の菅原の様に1年で切ることの無いように願う。

こう纏めると、今年のドラフト、特に上位において弱点を補強する意図を持って進められた事がよくわかる。去年までのドラフトはともかく、今年のドラフトはチームの弱点が良く把握されたドラフトだったと振り返られるだろう。

去年まで選手として活躍していた井口監督が良くチームを掌握し、指揮していく上で、まずはチームの戦力をしっかりと認識出来ていると確認出来た事がドラフトに取った選手以外にも得られた収穫だと言えるのでは無いか。

 

その1 ドラフト編。了。その2に続く……

 

※この文章は主にドラフト後の11月に書かれた文章を筆者が4ヶ月程放置して3月13日(投稿日)に加筆訂正したもので、追記が一部に含まれています。

 

知らないこと

 シーズン前に今年は2位~5位だろうととても適当な予想をしていた挙句、千葉ロッテマリーンズが6位になってしまい1人のファンとして悲しくなっている今日この頃であります。中村奨吾の23番から8番になったのが似合ってきた様に感じられるのが+要素で、シーズン前に頭上武大と叩いていたのを思い出します。

 

 ところで、生きていると時たま知らない事の多さ、自分の無知さにうんざりする事がありますが、普段何も考えずに日常を過ごして消費している内に周りの環境の中で完結してしまい、そもそも自分が何かを知らない事を認識出来ず、疲れてる時の無力感で初めて感じるという事がある様に思われます。

 人と話していて、誰と話しても自分の興味のある様なものにしか反応出来ず、初対面ならば話が相手が違う話題を振ると対応出来ず、そうでないならば話題によって集団が固定し、その中でしか会話出来ず、その会話も誰かが前に話した焼き直し、再放送でしかない。

 今は集団に属しているとかそういうのではないのですが、以前はその様な環境の中に誰もがいるのか自分のみなのか自分自身でも知覚出来ず、そもそもこの様な事を思いもせずに時間を浪費していた様に思われます。

 

 いわゆるSNSTwitterFacebookInstagramなどは当に集団の中の一個人という性質を無意識に増長させるものであります。

 Twitterはリアルの知り合いとの馴れ合い、あるいは画面の向こう側のフォロワーの話題がTL上を上から下へ素通りしていくだけになりがちであり、Facebook は馴れ合いそのものであり、Instagramも同質のものであります。

 これらは暇潰しにはなりますが、結局の所は見栄の張り合いか無関心な事がすぐ横を過ぎていくものにしかならず、所詮はSNS、140文字、ハッシュタグの連打による自己の発露でしか無いのかと思うと自分のSNSの使い方、あるいはそもそものSNSの存在意義について問い詰めたくなります。

 

 当たり前ですが、Googleの検索欄にワードを入れられなければそもそも調べる事が出来ません。調べる事がどうだ検索力がどうだとかいう話、調べる事そのものについてでは無く、調べる事の対象自体の持ち方、知り方についての方が余程重要に思えます。知らない事について調べられない仕組みが悪いのか、知らない事が多い自分が悪いのかはわかりませんが、この知らない事自体について理解出来る部分は多少はあるのではないかと思います。

 例えば、千葉ロッテマリーンズについて調べると所属選手や監督コーチ、その他諸々が出て来て、あるいは関連項目から他球団やパリーグ自体については知れますが、サッカーに行こうとするとジェフ千葉関連から辛うじて、あるいは偶然に行ける程度でしか無いのではないでしょうか。

 

 つまり、自分が言いたいのは調べる事が云々という事では無く、調べる所から更に何かを知りたい、繋げて更にそれ以上を今より確実に知れるのでは無いかという事であります。

 知らない事を知っているかどうか、それだけの違いで多くの事が変わっていきますし、知らない事はそもそも調べられません。自分で調べ、自分で考えるとは言いますが、その自分の元になるものは一体何なのでしょうか。

 

 

 

 

BF4 Golmud Railway について

  ツイッターのフォロワーのキャプに興味を持ったのが切っ掛けでWargameをSteamのニューイヤーセールで購入しようと思っていたのだが、結局買わずにセール終了を迎えてしまい、買う機会を逸してセールを待ち侘びている所であり、非常に暇で退屈な状態でいる。

 

 そこで、Wargameとはそもそもゲームのカテゴリー自体が違うが、自分が唯一所持している現代を取り扱った軍事系ゲームであるBF4で司令官になったとシュミレートし、コンクエストでの戦術を考えて、次のセールまでの暇潰しとしたいと思う。

 

 自分はBF4での鯖選択時にGolmud only の文字列を見ては毎回よくわからないキレ方をしていたのだが、久しぶりにBF4を思い出して出て来たのが今回のGolmud Railway である。

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 今回この記事を書くという事を切っ掛けに久しぶりにこのマップでプレイしてみたのだが、何故つまらないと感じていたのかと思うくらいには面白く、今後もプレイしていきたいと思う。

 

 まず、このマップの全体を見たいと思う。

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 このマップは上部のABが建物が多いエリアとなっていて、そのABの中心から横に一本道がCに繋がっている。マップ下部にはEとGがそれぞれの拠点近くに配置されていて、Fがその中間に存在している。D拠点は列車になっていてマップ中心を通る線路に沿って、D拠点を確保した側の拠点に移動するようになっている。他にも、各所にIEDと起爆装置が設置されているが、プレイしている際に有効な攻撃手段とはなり得ないのが悲しい所である。

 

 D拠点が確保した側に移動するという性質上、このマップの最重要拠点はDと言えるだろう。Dを自拠点側まで移動させる事が出来れば、自軍拠点から近いDは裏取り戦力だけでは殆ど取れない為、AB~C~Fの中心ラインで戦線が作られる事の多いこのマップで有利に立つことが出来る。

 各拠点を確保した際に得られる恩恵だが、A拠点が司令官の車両スキャン、Bが歩兵スキャン、Cが偵察ヘリで、E、Gは装甲戦闘車、Fが自走ロケット砲と司令官のガンシップになっている。

 

 編成だが、BF4の分隊は5人までの編成になるので、5人×6分隊+2人の7分隊か、4人×8分隊で戦闘を行うと効率的ではないだろうか。5人×6分隊+2人の場合、1分隊の人数が多く、4人分隊よりも効率的に戦えるだろう。一方で4人×8分隊の場合は、分隊をより多くの目標に割り当てる事が出来る。また、兵器を割り当てる際にも便利な点があると思われる。

 分隊内での兵科の選択、及び歩兵の武器、携行兵器の選択についてだが、このマップは中央の建物と左右の平原なので、中央を制圧して、平原から来る敵を迎え撃つという形になる。また、乗り物の類も揃っているマップである為、必然的に工兵が活躍する場面が多くなるだろう。

 各種兵器についてだが、陣営拠点に最初から配備されている兵器は、戦車5両、自走対空砲1両、戦闘機、攻撃機、偵察ヘリ、攻撃ヘリが1機ずつである。この他に前述した装甲戦闘車2両と偵察ヘリ、自走ロケット砲、ガンシップが拠点次第で使えるようになる。編成を考える上で、兵器の数は当然重要になってくるだろう。

 

 次にこのマップでの拠点への割り当てだが、ロシア側の場合で前者の編成ならば、A、C、Fに1分隊ずつ配置し、3分隊を予備にして各種兵器に割り当てたり、援護を要する拠点に展開する事が出来るだろう。残りの2名は戦闘機、攻撃機に配置したり、どこかの分隊に随伴させたりする事になる。

 4人×8分隊の場合ならば、A、C、Fに1分隊ずつ割り当てた上で、5分隊を自由に割り当てる事が出来るだろう。戦車2両で組んだり、偵察ヘリに4人乗り込んだり、戦闘機と攻撃機と戦闘ヘリで戦場で大きな役割を担う事も出来、その他にも色々な編成、配置が考えられる。

 

 編成を組んだので、次はこのマップでの動きについて触れたいと思う。このマップでは、Dを取る事で1拠点を多く保持して中央で戦う為、全体として有利に戦闘を進める事が出来る様になる事は述べたと思う。このマップの初動は大まかに、A、B間、C、D拠点、F拠点の3つに分けられる。

 その後、Dがどちらかの拠点に移動しきった後は、A、B、CとFが主に争われる。A、Bは拮抗する事が多く、C、Fはどちらかが占拠して占拠し返す流れが多い印象である。

 が、Fと違ってCの場合は占領した後に別に戦っているA、Bに向かう事が多く、確保してもお互いに手空きになっている事が多い。C拠点は初動でDを取る際のスポーン地点になる上、A、B、Cで固められなければ拮抗しがちなA、Bと違って取りやすく、Dの争いが終わった後の重要拠点と言えるので、ここに部隊を置く事も考えられるのではないだろうか。

 BF4において勝敗は特に意識されるものでは無いが、ゲームプレイを楽しむ上で少しでも参考になれば幸いである。

 

今シーズンの千葉ロッテマリーンズについて

 昨シーズンの千葉ロッテマリーンズは、中継ぎ陣の活躍などもあり、6月辺りまでは2位に位置していたが、気が付けば日ハムに追い越され、上がり目も下がり目も無いまま9月を迎え、日程を消化してそのままCSに進出するもあっさり連敗し、シーズンを終えたという印象がある。

 

 ここまでのオフシーズンの展開だが、ドラフトでソフトバンク入りした田中を外した後に5球団競合した佐々木を引き、社会人の酒居、地元千葉の東海大望洋出身の島を始めとして有望な投手7人、野手2人を指名していて、猪本や柴田などの選手も加入している。

 が、怠慢なプレーが多かったナバーロの放出や、打線の主役であり、ヤフオクドームと非常に相性の良かったデスパイネソフトバンクへの移籍で失ってしまっていて、唯でさえ貧弱な打線が更に弱体化してしまっている。

 退団したナバーロとデスパイネの代わりにジミー・パラデスとマット・ダフィーの2人が加入し、キャンプに合流しているが、ナバーロとデスパイネ程の迫力があるかと言われると疑問が残る。だが、この2人の活躍無くしてチームの得点力の向上は見られず、今年の優勝も見えなくなってしまうだろう。

具体的に2人が今年、チームでどこでどの程度活躍するかだが、パラデスの方はそれなりに期待出来ると思われる。パラデスのMLBでの成績を見てみると、

 

通算.251 20HR 100打点 1012打席 出塁率.286 長打率.369 OPS.656

 

2016 .222 5HR 19打点 167打席 出塁率 .253 長打率.367 OPS.620

となっている。両打ちの選手なので左右でのデータを見ると、

 

右打席 .197 1HR 14打点 213打席 出塁率.241 長打率.247 OPS.488

左打席 .266 19HR 86打点 799打席 出塁率.299 長打率.401 OPS.700

 となっている。左の成績の方が良いのは、右方向へのホームランが多く、左打者の方が比較的有利なマリンがホームな上に現状、左打者が少ないロッテではプラス要素と言えるだろう。守備位置は外野手、三塁手二塁手が出来るそうだが、外野は埋まっていて二塁も大地がコンバートしたので三塁を中村奨吾と奪い合う、もしくはDHに置くという形になるのだろうか。

 

 一方でダフィーの方はデータを見る限りあまり期待出来ない。メジャーではキャリアを通じて11試合しか出場しておらず、AAAでの打撃成績がメインとなる。AAAでの成績を見ると、

 

通算.283 94HR 441打点 2941打席 出塁率.357 長打率 .458 OPS.815

 

2016 .229 14HR 52打点 444打席 出塁率.297 長打率.387 OPS.684

となっている。マイナーでの成績だが、パラデスも去年は19試合に出場し、77打席で.309 2HRに9打点を記録している。パラデスの子の成績はAAAだけでなく、それ以外も含めてのマイナーの成績だが、データを見る限りどう見てもパラデス>ダフィーという図式が見えてきてしまう。しかし、ダフィーは一塁と三塁を守ることが出来、パラデスを三塁においてダフィーは一塁とする事が出来る。ダフィーの守備だが、試合数こそ少ないものの(三塁475試合、一塁137試合)守備率を見れば、一塁が.995、三塁が.946となっており、一塁の方が安定した守備成績を残していると言えるだろう。一塁は井口、井上、根元、福浦と頭数だけなら十分に揃っているが、ダフィーはここに入っていくのか、あるいはDHでの起用となるのか、オープン戦で起用法が見えてくるだろう。

 

 ここまで、長々と新外国人について述べてきたので、今年の投手陣を見ていきたいと思う。まず、投手陣の大まかな構成だが、

先発 涌井、石川、唐川、スタンリッジ、西野、関谷、二木、チェン、大嶺、古谷、佐々木、酒居

中継ぎ 大谷、南、内、藤岡、松永、田中靖

抑え 益田

となっている。去年から変わったのは西野の先発転向ぐらいだろうか。この構成を見ると、先発陣に関しては問題無いだろうが、中継ぎ陣、内の怪我は仕方ないとして、益田が怪我した際に代わりが出てくるのか心配な所ではある。ここには挙げていないが、原や成田、阿部や高野や宮崎なども先発、もしくは中継ぎでの出場機会が出てくるだろう。有吉や土肥、はたまた安江の出場機会があっても面白いかもしれない。パリーグでも上位の投手陣が今年も活躍してくれる事を期待している。

 

 投手陣について触れたので次は打線について。毎年の事ではあるが、今年のロッテ打線は特に「長打力」が重要になってくるだろう。デスパイネ、ナバーロが退団し、福浦、井口の代わりの大砲として期待された井上が覚醒する気配が見られない現状で、最も成長して欲しい、しなければならない選手は中村奨吾だと思っている。角中が背番号3に変わり、同様に奨吾も背番号8に変更された事からも期待されている事が伺えるだろう。パラデス、ダフィーが上手く活躍出来なかったとしても、奨吾が成長し、清田が成績を上げて、大地がHRをもう少し打てれば、ある程度の長打力を持つ事が出来るのではないのだろうか。

 打線を組んでみたいと思う。

1番 8 岡田

2番 6 三木?

3番 7 角中

4番 DH パラデス

5番 9 清田

6番 3 ダフィー

7番 4 大地

8番 5 奨吾

9番 2 田村

 打線はコロコロ変わるので打線を組む事にあまり意味は無いが、ポジションと打順を考える上で、自分ならこう組むという打順である。

 

 去年固定されていなかったセカンドが大地のコンバートでショートに移り、中村や平沢、高濱や三木が今年も争う事になるのだろう。DHにパラデスと書いたが、中村がショートの日はサードを守備し、DHは井口というのも考えられる。

 ファーストはダフィーがそこまで期待出来ないので去年の様に井口、福浦、細谷、根元を使い回す形になるのだろうか。

 

 今年のロッテは去年同様、投手陣は恵まれているが、打線が去年よりも貧弱になる事が予想出来るのでAクラス入りは出来ても去年の日ハムの様な事がないと優勝は難しいのではないか。上手く繋がれば優勝出来るチーム力はあると思うので、投手陣の更なる活躍と打線の奮起に期待するしかない。

 

 半分新外国人2人についての記事になってしまった感もあるが、この2人が打線の核になれるかが今年のチーム順位に大きく影響するという事は明白な事実だろう。

 最後に、自分なりのパリーグの順位予想を載せて締めたいと思う。

1位 ソフトバンク

2位 日本ハム

3位 ロッテ

4位 楽天

5位 西武

6位 オリックス

去年と殆ど同じだが、ロッテは2位~4位に収まると考えている。今年は楽天に岸が加入した事で楽天の評価が高いが、楽天がそこまで強いチームなのか疑問が残るし、自分としては西武の方を応援している。

 

パラデス、ダフィーについての参考ページ

http://m.bbref.com/m?p=XXplayersXXpXXparedji01.shtml

http://m.bbref.com/m?p=XXregisterXXplayer.cgiQQid=duffy-000mat

 

 

  

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